「エンジニア、まじで、きち〜」
最近、心の中で何度つぶやいただろう。
仕様は曖昧、設計書は古い、調べても出てこないバグ、レビューでは真っ赤な指摘、納期は迫ってるのに進捗は出ない――。
もうね、“しんどさの詰め合わせパック”みたいな日々。
未経験からエンジニアになって、最初は「コード書けるようになったら楽しいだろうな」なんて思ってたけど、実際は甘くなかった。
覚えることは無限にあって、知らない言葉が飛び交って、頭が毎日パンパン。
やっと書いたコードがエラーで動かない時の絶望感たるや。
しかも、原因は“1文字ミス”とか“スペルミス”とか。心折れそうになる。
レビューで「この設計はちょっと…」「もう少し読みやすく書いて」と言われると、わかってても凹む。
別に怒られてるわけじゃない。でも、「自分にはまだ早かったのかも」とか「向いてないのかな」とか、ネガティブな思考が湧いてくる。
それでも、なんで続けてるんだろう?
ふと、そう思った。
答えは案外シンプルだった。
■ 自分で考えたものが“動く”瞬間が好きだから
苦しんで書いたコードが、ちゃんと動いた瞬間。
「あ、できた」っていう感覚が、やっぱり気持ちいい。
その一瞬の達成感が、また次の“しんどい”を乗り越える力になる。
■ 昨日の自分よりちょっとだけ成長してるから
初めてSQLを理解した日、Gitの仕組みが分かった日、レビューで「今回は良かったね」って言われた日。
少しずつだけど、“前に進んでる感覚”がある。
それが、嬉しい。
■ 未来の自分に投資してると思えるから
正直、今のしんどさは、未来の自分のためだと思ってる。
今ここで踏ん張って、積み上げた分だけ、きっと将来の選択肢は広がる。
「スキルは裏切らない」って言葉、あながち嘘じゃないと思う。
エンジニアは、たしかにきつい。
でも、「やめたい」よりも、「悔しい」「もっとできるようになりたい」が勝ってるうちは、
まだ続けられるんだと思う。
今日もきっと、また何かに詰まって、頭を抱えるだろう。
でも、その先にある「できた!」の瞬間のために、もう少し頑張ってみる。
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