ついに――基本情報技術者試験に合格しました!
結果が出た瞬間、正直ホッとしたのと同時に「やっとここまで来たか」と少しジーンとした。
この試験は、エンジニアとしての“登竜門”的な位置づけで、ITの基礎知識からアルゴリズム、データベース、ネットワーク、セキュリティまで、幅広い分野を問われる国家資格。未経験からIT業界に飛び込んだ自分にとっては、知識の整理と実力の証明のための大きな目標だった。
最初は専門用語のオンパレードに圧倒された。「フレームワークって?」「正規化ってなに?」「IPアドレスの計算って理系の話?」そんな状態だったけれど、コツコツと参考書を読み、午前問題をひたすら解き、午後の過去問にも何度もチャレンジしてきた。
仕事終わりに1〜2時間、休日はカフェで勉強することも多かった。
やる気が出ない日もあったし、何度も「こんなの本当に意味あるのかな」と思った。けど、それでも続けられたのは、「少しずつでも進んでいる感覚」があったから。用語が分かるようになったり、午後問題で点が取れるようになったり、そんな小さな成長がモチベーションになった。
そして合格。
“結果が出る”というのはやっぱり嬉しい。努力が数字で返ってくる安心感は、自信にもつながった。
でも、合格はゴールではなく“スタート”。
この資格を取ったからといって、すぐにバリバリ開発できるわけじゃない。むしろここからが本番。
現場では、技術の変化は早く、求められるのは“今すぐ使える知識”と“応用力”。基本情報は、あくまで「技術を学び続ける土台」であって、持っているだけでは意味がない。
だからこれからも、勉強は続けていくつもりだ。
資格の勉強を通じて“知識を整理する力”や“基礎の大切さ”を学べたのは本当に大きい。次は応用情報や、現場で使う技術(Java、SQL、Springなど)をさらに深めていくつもり。
これからエンジニアを目指す方、基本情報技術者試験に挑戦しようとしている方に伝えたいのは、「合格は努力の積み重ねで確実に近づく」ということ。才能じゃない。継続する力が、結果を作るんだと実感した。
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