初案件を終えて学んだこと|現場でしか得られない“気づき”があった

エンジニア初心者

ついに、人生初の開発案件が無事終了した。
終わってみればあっという間。でも、実際はひとつひとつのタスクが重くて、分からないことだらけで、毎日が必死だった。
そんな中で、たくさんのことを感じて、学んだ。

今回は、自分の備忘録も兼ねて「初案件を通して得た5つの学び」を書き残しておこうと思う。


■ ① 完璧を目指すより、まずは動かす

最初は「きれいなコードを書かなきゃ」「正しい構成にしなきゃ」と力んでいた。
でも、レビューで返ってきたのは「それより、まず動くものを」だった。

現場ではスピード感も重要で、動いてナンボ、改善はあとからでもできるということを実感した。
“考えすぎて手が止まる”より、“動かしてから考える”マインドが必要だった。


■ ② 分からないことは、素直に聞く

最初のうちは「こんなこと聞いていいのかな…」と躊躇していた。
でも、独断で進めた結果、大きくやり直すことになったこともある。

現場では“聞くこと=進める力”だと学んだ。
聞き方さえ工夫すれば、先輩たちはむしろ快く教えてくれる。
「分からないを放置しない」ことが信頼につながるということも体感できた。


■ ③ “設計”の大切さを初めて実感した

正直、スクールでは「設計」の重要性をそこまで理解できていなかった。
でも実務では、設計書を読む・理解する・反映することが大前提。
さらに、自分が書いた設計書がレビューされ、指摘を受ける側になって初めて、**「設計があやふや=開発全体がブレる」**ことを痛感した。


■ ④ 思ったよりも“伝える力”が大事

コードが書ければOK、じゃない。
レビューで意図を伝える、タスクの進捗を報告する、実装方針をすり合わせる――
日々のコミュニケーションがすべてだった。

「分かってもらうために、どう話すか」を意識するようになったのは、この案件を通しての大きな変化だったと思う。


■ ⑤ やっぱり“やり切った”経験は自信になる

しんどい瞬間もたくさんあった。
自分の実力不足に悔しくなったことも、思わず落ち込んだ日もある。
でも、最後までやり切ったという事実は、自分の中で確実に「自信の種」になっている。

「次も、なんとかやれるかもしれない」
そんな気持ちを持てるようになった。


初案件は、技術よりも“姿勢”を学ぶ時間だった

知識やスキルの不足を痛感したのも事実。
でもそれ以上に、「学ぶ姿勢」「報連相」「考える力」など、人としての土台が問われる現場だったように思う。

次の案件では、今回の反省と学びを活かして、もう一歩前に進みたい。
この経験は、きっとこの先の自分を支えてくれる“原点”になる気がしている。

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