エンジニアという職業は、リモートワークと相性がいい。
実際、僕もほとんどの業務を在宅で完結できている。
朝の通勤がなくなったのは嬉しいし、時間を有効に使えるのもありがたい。
でも正直なところ、「リモートだけ」はしんどいと感じる瞬間も増えてきた。
■ 孤独感がじわじわ効いてくる
オフィスに行かなくなると、チームメンバーと直接会話する機会が激減する。
Slackでのやり取りは便利だけど、対面で雑談する感覚とはやっぱり違う。
「お疲れさまです」と言いながらすぐに相談できない、気軽にキャッチアップできない──
気づかないうちに孤独感がたまっていく。
特に初めての案件や不慣れな業務だと、「今の進め方で合ってるのかな?」という不安を抱えたまま作業する時間が増えるのがしんどい。
■ 集中力との戦い
在宅勤務は自由度が高い分、自己管理がすべてだ。
「よし、今日は集中するぞ!」と思っていても、気づけばスマホを見たり、洗濯をしたり、動画を開いたり…。
オフィスだと自然と働く空気に引っ張られるけれど、家では意識しないと切り替えができない。
最近は、午前中はコアタスクを終わらせる、昼食後は30分だけ仮眠を取るなど、自分なりのルールを決めている。
でも、正直「家で100%の集中を続ける」のは難しいと感じる。
■ チームとの距離感も課題
リモートだと「相談するハードル」が上がる。
オフィスなら「今ちょっといいですか?」と声をかけられるけれど、
オンラインだと「この質問、今聞いていいのかな?」と考えてしまって遠慮してしまう。
結果として、一人で抱え込む時間が増えたり、進捗が遅れる原因になることもある。
だから最近は、**「聞きやすい空気をつくること」**がすごく大切だと感じている。
■ バランスを取ることが大事
リモートは便利だけど、やっぱり人と会って話す時間も必要だ。
月に数回だけでも出社して対面で相談する、勉強会に参加する、先輩と雑談する──
そうした「ちょっとした交流」があるだけで、モチベーションが全然違う。
結局、リモートとオフィス、どちらか一方ではなく、**「いいとこ取りする働き方」**が理想なのかもしれない。
まとめ
リモートワークは自由で効率的だけど、「リモートだけ」はしんどいと感じることもある。
孤独感、集中力、コミュニケーション不足──課題はあるけれど、工夫次第で乗り越えられる。
大事なのは、一人で抱え込まないこと。
働き方を自分なりにカスタマイズして、チームとのつながりを大切にしていきたい。
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