「エンジニアになりたい」
そう思ったとき、最初に頭に浮かんだのが「プログラミングスクールに通うべきか?」ということ。
でも、調べてみると無数のスクールがあって、どこも「最短で転職!」「月収◯◯万円!」と魅力的なコピーばかり。正直、どれを信じていいか分からなくなった。
そこで今回は、僕自身がスクールを選ぶときに重視したポイント、実際に通ってみて「ここを見ておいてよかった」と感じた5つの基準を紹介したい。
① カリキュラムの実践度
まず大事なのは、カリキュラムの内容が実務に近いかどうか。
HTMLやCSSだけでなく、バックエンド(Java、Python、PHPなど)やフレームワーク(Spring、Laravel、Reactなど)、データベース、Git、インフラの基礎など、現場で使われている技術を学べるかを重視した。
どれだけ“見た目”の作品を作っても、実務では「チーム開発」が基本。チュートリアルをなぞるだけではなく、自分で考えて手を動かす課題があるかも重要だった。
② 講師の質とサポート体制
「講師が現役エンジニア」なのはよく見る文言だけど、実際にはピンキリ。僕は体験面談のときに**「どんな現場経験があるのか」「教え方に定評があるか」**を確認した。
また、質問に対するレスポンスの速さや、ポートフォリオ作成・転職支援のサポート体制もチェックポイント。特に未経験者にとっては「一人で悩まない環境」が心の支えになる。
③ 卒業生の進路と実績
スクールの実力は、卒業生がどんな会社に入っているかである程度分かる。
有名企業に就職している人が多かったり、ポートフォリオが公開されていたりすると、「自分もこうなれるかも」というイメージが持てた。
就職実績を開示しているスクールや、OB・OGの声が聞ける説明会に参加してみるのもおすすめ。
④ 費用と学習期間のバランス
安すぎても中身が不安、高すぎても続けられるか不安。
僕は**「費用に対してどれだけ密度の濃い学習ができるか」**を重視した。
短期集中型か、働きながら学べる長期プランか、自分の生活スタイルに合うかも大事。
また、分割払いができるか、給付金対象かなども意外と重要な比較ポイントになる。
⑤ 自分との相性
最後は、**感覚的な「合う・合わない」**も大切。
雰囲気が堅苦しすぎると続かないし、逆に自由すぎて自己管理が求められるスクールは、自分には難しかった。
実際に体験授業を受けてみることで、環境やサポートの雰囲気が分かるので、気になったスクールは“必ず試す”のがおすすめ。
最後に
プログラミングスクールは、あくまで“きっかけ”や“加速装置”であって、ゴールではない。
でも、自分に合ったスクールを選べば、最初の一歩を大きく踏み出すことができる。
僕はスクールでの学びが、今のエンジニア人生の土台になっていると本気で思っている。
だからこそ、これからスクール選びをする人には「なんとなく選ばないでほしい」。
情報を集めて、比較して、体験して、自分の未来に本気で投資してほしい。
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