エンジニアとして働き始めてから、「どの資格を取ればいいんだろう?」と悩むことがよくある。
資格がなくても働けるのがIT業界の良いところだけど、転職やスキルアップを考えると、やっぱり武器になる資格は欲しい。
ここでは、僕自身の経験と周りの声を参考に、「取ってよかった」「これから挑戦したい」資格をまとめてみた。
■ まずは基礎固めから|未経験・駆け出しエンジニア向け
最初の一歩としておすすめなのは ITパスポート(iパス)。
IT全般の基礎を幅広く学べるので、用語や仕組みを理解するのにちょうどいい。
勉強期間は1〜2か月くらいで、初めて資格勉強に挑戦する人にぴったり。
次に目指したいのが 基本情報技術者試験(FE)。
プログラミングやアルゴリズム、ネットワーク、データベースなど、現場で必要な知識をバランスよく学べる。
僕もこの勉強をきっかけに、コードの仕組みを理解する力が一気についた。
■ スキルアップしたいならこの資格
現場に慣れてきたら、さらに上を目指したくなる。
そんなときにおすすめなのが 応用情報技術者試験(AP)。
設計やマネジメント、セキュリティなど、より実践的な知識が身につく。
周りの先輩も「取っておいて損はない」と口を揃える資格だ。
インフラ寄りの仕事をしているなら LPIC(Linux技術者認定資格) や CCNA も人気。
サーバーやネットワークの知識は、システム開発を理解するうえで大きな武器になる。
■ トレンドはクラウド系資格
最近、特に需要が高まっているのが クラウド系資格。
中でも人気なのは AWS認定クラウドプラクティショナー。
AWSの基礎を体系的に学べるので、初心者にも挑戦しやすい。
もう少しレベルを上げたい人は AWSソリューションアーキテクトもおすすめ。
GCPやAzureの資格も、扱うサービスによっては取っておくと便利。
これからクラウドを使う案件が増えることを考えると、早めに手をつけておくのが得策かもしれない。
■ キャリアアップを狙うなら
将来的にリーダーやPMを目指すなら、情報セキュリティマネジメント試験(SG)やPMPも視野に入れておきたい。
特にセキュリティ系は重要度が年々増していて、知識があるだけでもチーム内で頼りにされることが多い。
■ まとめ|資格はゴールじゃなく“手段”
資格は「取れば終わり」じゃなくて、学んだ知識をどう活かすかが大事。
基礎固めなら ITパスポート → 基本情報、
スキルアップなら 応用情報・LPIC・CCNA、
トレンド対応なら AWS・GCP・Azure。
今の自分に合った資格を選んで、キャリアの選択肢を増やすための武器にしていきたい。
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